お知らせ

お知らせ:第11回 恵比寿映像祭で展示します

先日ニュースリリースが出ましたが、東京都写真美術館をメインに、恵比寿一帯で行われるアートと映像の国際フェスティバル「恵比寿映像祭」に出展アーティストとして参加します。
I will exhibit my artworks at the Yebisu International Festival for Art & Alternative Visions 2019.
https://www.yebizo.com/
今年のテーマは「トランスポジション 変わる術」。いつにも増して国際色が強く、デイビッド・オライリー、ルイーズ・ボツカイ、黒川良一など国際的に活躍するアーティストや映像作家が並んでいます。

恵比寿映像祭にはじめて訪れたのは就職活動でヘトヘトに疲弊していた2009年ぐらいのタイミングで、素晴らしい作品群とキュレーションに心から癒やされて至高の体験をし、いまだに大好きなフェスティバルだったので、作家として参加ができて超嬉しいです。
最近謎にトークや講師のお仕事が多いのですが、作家業も地道に頑張っております…!

開催概要

恵比寿映像祭HPより:

今いる位置から違うところへ移動すること、あるいは、すでにあるものや作法を異なるものに置き換えてみることをトランスポジションといいます。第11回目を数える恵比寿映像祭では、「トランスポジション」をキーワードに、多様な作品やプログラムをご紹介いたします。

視点の変化や編集の緩急、ひとつの主題を異なるメディアやメソッドで表現すること、あるいは前提となる文化や物理的な環境を変えることなど、多様なトランスポジションの妙によって、アートや映像表現の面白さは形作られます。さらに社会的立場や役割の交換、表現されたものを解釈し直すこともトランスポジションとするならば、多くの示唆に富んだ作品が含まれることになるでしょう。

有為転変は世の習いと云うように、時代や社会は常に動いていきます。トランスポジションは、既存の方法を否定し壊すことだとは限りません。これまでの常識やルールがうまく機能しないとき、意識的に異なる場所に立つことは、ひとつではない答を模索し続ける術であるとともに、変わらないもの、換え難いあり方を見出すための問いでもあります。

第11回恵比寿映像祭では、アートと映像を介して様々なトランスポジションを味わうことを通じて、能動的なアクションと創造性について、作り手、送り手、そして受け手となる観客のみなさまとともに考えてみたいと思います。

恵比寿映像祭ディレクター 岡村恵子

参加プログラム一覧

 

市原えつこ:アーティストページはこちら https://www.yebizo.com/jp/artist/detail/414

私は2作品の展示+ラウンジセッション(トーク&パフォーマンス)という形態での展示となります。
また詳細が出たら順次お知らせいたします!

①展示:東京都写真美術館3F

東京都写真美術館 3F 展示室
2/8(金) – 2/24(日)

②ラウンジセッション  市原えつこ(パフォーマンス&トーク)

市原えつこ(パフォーマンス&トーク)
2/10(日) 17:15

亡くなった人物をロボットによって結びつけ、過去から未来へ召還する《デジタルシャーマン・プロジェクト》をはじめ、現代のメディアテクノロジーをユーモラスに横断する市原えつこの世界にせまります。
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ABOUT ME
etsuko-ichihara
メディアアーティスト。日本的な文化・習慣・信仰を独自の観点で読み解き、テクノロジーを用いて新しい切り口を示す作品を制作する。アートの文脈を知らない人も広く楽しめる作品性から、国内の新聞・テレビ・Web媒体、海外雑誌等、多様なメディアに取り上げられている。第20回文化庁メディア芸術祭エンターテイメント部門優秀賞を受賞、総務省異能vation(独創的な人特別枠)に採択。