アート

未来の学校祭 – 「未来の市民が学ぶこと」21世紀、人は何を学ぶのか?

 

世界的メディアアート機関「アルスエレクトロニカ」×東京ミッドタウンによる「未来の学校祭」が今年も開催されます。
本年度のテーマは「脱皮」。

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私はトーク登壇でお誘いいただき、2/22(土)に「未来の市民が学ぶこと」をテーマに、(昨年開催した奇祭を事例に)市民参加型の学びを、最前線のフェスティバル・ディレクター、教育者、外資企業の新規事業担当者とともに、アーティスト側の目線からお話しします。

2020年、日本では学校教育が変化を遂げ始めます。予測不能な未来をしなやかに生き抜くためには、自ら問いを立て、行動する新たな学びが求められます。このセッションでは、教育者、アーティスト、文化機関、企業といった多様な教育の実践者たちが市民参加型の学び、シチズン・サイエンスやSTEAM教育そして未来の学校のあり方について議論します。

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なんとアルスエレクトロニカのトップ、総合芸術監督のGerfried Stocker(ゲルフリート・シュトッカー)さん一緒に登壇することが発覚し震える……😱がんばります……!!(ビビるので応援にきてほしい気持ち……)

Peatixでのお申込み(無料)はこちらです:
2/22(土)19:00-20:30に開催です。
https://schoolofthefuture2020-26.peatix.com/

展示ラインナップも観ましたが、昨年度のアルスエレクトロニカ現地(オーストリア・リンツ市)でも目立ってたハイライト作品がギュッと凝縮されており、毎年ながらかなり良い&豪華なキュレーションです。

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「脱皮」というテーマも前回のアルスエレクトロニカの「Out of the Box」が軽妙に和訳されてて最高。未来の学校祭は、アルスの不可解さや奇妙さをうまくポップに翻訳しながら都市に実装しているイベントで本当にすごい。

展示、パフォーマンス、トーク、ワークショップなどなどイベント盛りだくさんなので、和製アルス的な感じでぜひお楽しみいただければ😃

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|未来の学校祭とは
未来の学校祭は、東京ミッドタウンとアルスエレクトロニカによる未来の社会をみんなで考える新しいお祭りです。アーティストによる社会への問いかけをきっかけに、さまざまなクリエイターや企業、ショップが来場者とともに、未来の社会を考えます。コンセプトは「アートやデザインを通じて、学校では教えてくれない未来のことを考える新しい場」。イベント来場者は Exhibition(脱皮ルーム/脱皮スクエア/脱皮ラボラトリー)、Campus Exhibition(脱皮キャンパス・エキシビション)、Performance(脱皮パフォーマンス)、Workshop(脱皮ワークショップ)、Talk(脱皮トーク)など子供から大人まで楽しめるプログラムを自由に体験することができます。未来について考えるうえで重要なヒントが見つかるかもしれません。

『未来の学校祭 2020』特設サイト
http://www.tokyo-midtown.com/jp/event/school_future/

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脱皮トーク
Citizens of the Future:未来の市民が学ぶこと

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21世紀、人は何を学ぶのでしょうか。2020年、日本では学校教育が変化を遂げ始めます。今までの学校教育は、与えられた問いを答えられるように知識を与えるものでした。予測不能な未来をしなやかに生き抜くためには、自ら問いを立て、行動する新たな学びが求められます。このセッションでは、教育者、アーティスト、文化機関、企業といった多様な教育の実践者たちが市民参加型の学び、シチズン・サイエンスやSTEAM教育そして未来の学校のあり方について議論します。

日時:2月22日(土) 19:00-20:30[開場 18:40]
会場:インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター(ミッドタウン・タワー5F TokyoMidtown DESIGN HUB内)
アクセス:http://designhub.jp/access/
※受付にてお名刺を頂戴いたします。
※英語は日本語に逐次通訳されます。

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|脱皮トークとは
今、様々な分野で新しいアイデアを用いながら、社会の問題を超えようとする試みが行われています。アーティストが社会に投げかける問いはどのように生まれているのか?Ars ElectronicaとEUが軸となって文化と産業の双方を刺激する取り組みとは?2月に開催されるフェスティバルは東京をどう脱皮させるのか、脱皮のための試みを、様々な角度から語り尽くします。

登壇者

Gerfried Stocker|ゲルフリート・シュトッカー
アルスエレクトロニカ 総合芸術監督|Artistic Director at Ars Electronica

フェスティバルの総合芸術監督をはじめ、アルスエレクトロニカ・フューチャーラボの設立、アルスエレクトロニカ・センターの企画責任者を担うなど、アルスエレクトロニカのトップとして活躍中。
https://ars.electronica.art/news/en/

市原えつこ |Etsuko Ichihara
メディアアーティスト|Media Artist
早稲田大学文化構想学部卒業。日本的な文化・習慣・信仰を独自の観点で読み解き、テクノロジーを用いて新しい切り口を示す作品を制作する。第20回文化庁メディア芸術祭優秀賞、アルス・エレクトロニカ賞でHonorary Mentionを受賞。
http://etsuko-ichihara.com/

石戸奈々子|Nanako Ishido
慶應義塾大学 教授、NPO法人CANVAS 理事長
Professor, Keio University | Founder of CANVAS (NPO)
東京大学工学部卒業後、MITメディアラボ客員研究員を経て、CANVAS、デジタルえほん、超教育協会等を設立、代表に就任。
総務省情報通信審議会委員など省庁の委員多数。NHK中央放送番組審議会委員等を兼任。政策・メディア博士。
http://creativekids.jp/

Michael Thundercliffe|マイケル・サンダークリフ
GSE シニアマネージャー
GSE Senior manager
英ウェストミンスター大学卒。仏リヨン大学留学の後、ブリティッシュ・カウンシル勤務。バンコクから東京支部に異動し、
Deputy Director として教務、コンテンツ開発を統括。GSEではEtonXやVRラーニング等EdTcch分野も推進。

MODERATOR
小川秀明 |Hideaki Ogawa
アルスエレクトロニカ・フューチャーラボ・共同代表Co-leader of Ars Electronica Futurelab
Co-leader of Ars Electronica Futurelab

ABOUT ME
etsuko-ichihara
メディアアーティスト。日本的な文化・習慣・信仰を独自の観点で読み解き、テクノロジーを用いて新しい切り口を示す作品を制作する。アートの文脈を知らない人も広く楽しめる作品性から、国内の新聞・テレビ・Web媒体、海外雑誌等、多様なメディアに取り上げられている。第20回文化庁メディア芸術祭エンターテイメント部門優秀賞を受賞、総務省異能vation(独創的な人特別枠)に採択。
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