こんにちは、市原えつこです。
私は大企業のインハウスデザイナーとして働いた後にアーティストとして独立したのですが→参考
会社員の時とフリーランスになってからで、お金に対する価値観がすごく変わりました。
まだそれがなんなのか言語化できてなかったので、書いてみたいと思います
手元にあるお金が「お小遣い」から「お金を生み出すための元手」という感覚に変わった
会社員の頃、手元に入ってきたお給料は単なる生活費やお小遣いというイメージだったのですが、
「それを元手にさらにお金を生み出すための投資チケット」に見えるようになってきました。
たとえば服やコスメを買うにしても、
①見た目に対して投資をすることでメディア出演の仕事でお金を生み出すための土壌になる
②打ち合わせで身なりが整ってる方が信頼される
と「自己プレゼンテーションのための投資」と考えることができるので
会社員の頃よりも罪悪感なく見た目にお金が使えるようになりました。(会社員の頃は『ムダ』と考えてぜんぜん服とか美容とかに金を使わなかったので、多少マシになった気がする、、あくまで多少ですが)
確定申告で帳簿をつけるときには「これはなんのための経費であるか」と、出費にたいして事業所得に繋がる理由を自分なりに考えることになるので
より一層その考えが強化されました。
「お金の話をするのは汚いこと」という感覚が皆無になった
なぜならお金の話をちゃんとしないと死ぬからで~す🤑
自分の労働力やリソース、専門性を提供するのであれば、そこは堂々ともらうべきです。
特に、アーティストはお金の話をするべきではない、という「清貧」みたいな風潮が私はいまいち理解できません。
アーティストもデザイナーとかと同じ(ノウハウが確立されてない&属人性が高い分それ以上に希少な)専門職だと思っているので
世間の風潮は気にせず、金にがめついアーティストになろうと思います🤑
「お金のことは頑張ればどうにかなる」という気持ちになってきた
サラリーマンの給料はどう転んでも基本的に定額なので、お金がたくさんかかることは「現実的に無理」と諦めやすかったのですが
フリーランスだと仕事を増やして頑張ればお金を多めに稼ぐことはできるので
「稼いだり資金調達すればいける!」と現実的に解決手段を考えられるようになりました。
独立直後に、フリーのエンジニアさんの新規店舗立ち上げのWeb制作の打ち合わせをした時に、彼は個人で負担するのが難しそうな莫大な資金(うんせんまんレベル)が出て行っていたと思うのですが
「もし失敗してもお金はまた稼げばいいんで」とさらっと言ってて感動したのを覚えてます。
「楽しいことにこそお金が支払われるべき」と考えるようになってきた
とてもお世話になっているプログラマさんに、作品のための開発をお願いした時に、ものすごく助かったので謝金をお支払いしたら
「趣味みたいなもんなのに、謝金までありがとうございます」と言われたのですが
いやいや専門スキルを提供いただいてドチャクソ助かったのでお支払いさせてくださいいいいい🙇🙇となりました。
もちろんお金が発生する以上、責任を持ってやらなければいけない義務はありますが
お金のために嫌々やる仕事よりも、
楽しんで取り組める仕事の方が総じてアウトプットの質が良いと思うので
楽しめることにこそお金がついてくるものだと思っています。
「つらい労働の我慢料としてのお金」
じゃなくて、
「楽しくできる得意なことで価値を提供したことに対してのお金」
が世の中でたくさん流通していくといいなと思います。
なんかその方が楽しい世の中になりそうだからです。
ということで、総じてお金に対する考え方が現実的でヘルシーになってきたような気がしております。
まだまだ2年目、引き続きがんばります~
ではでは~