お知らせ

オランダの美術館で1年間の展示がはじまります

来月からオランダの美術館で約1年間の展示が始まります。
2月10日から、”Cube design museum” の”(Re)design Death”という死のデザインプロジェクトを扱うかなりドンピシャな企画にてデジタルシャーマン・プロジェクトが展示される予定です。
よく考えたら海外の美術館での通年展示は初めて(これまでフェスティバルの短期展示が多かった)ので、楽しみです。

知らないうちに展示告知や関連コンペ等々でメインビジュアルにドーンと起用されており、寝耳に水感が……

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2018年のアルス・エレクトロニカ受賞展を見てくれたオランダのキュレーターが声をかけてくれ、昨年のアイントホーフェン・Dutch Design Weekでの展示に続き、オランダには最近なにかと縁が多くて嬉しいです。

メディアアート系のミュージアムではなくデザインミュージアムのため、どちらかといえばアーカイブ的な展示になりそうなこともあり、
今回は試験的にマスクの3Dデータを送りオランダ現地企業でプリントしてもらう形で、物理的な輸送をしない展示手法を試してみています。オランダの3Dプリント企業とちょっとやりとりで齟齬があったりはしましたが、現場ではスムーズそう。

さて、結果はいかに。。また会期がスタートしたら、ご報告したいと思います!

ABOUT ME
etsuko-ichihara
メディアアーティスト。日本的な文化・習慣・信仰を独自の観点で読み解き、テクノロジーを用いて新しい切り口を示す作品を制作する。アートの文脈を知らない人も広く楽しめる作品性から、国内の新聞・テレビ・Web媒体、海外雑誌等、多様なメディアに取り上げられている。第20回文化庁メディア芸術祭エンターテイメント部門優秀賞を受賞、総務省異能vation(独創的な人特別枠)に採択。