フリーランスの働き方

ぜひ受けるべし!なお仕事の基本基準

こんにちは、市原えつこです。3Dデータ加工の勉強中です。。

昨日、Twitterやブログに書いた「受けない方がいいご依頼のチェックリスト」が予想以上に反響があったので驚いています。

キナ臭い香りのするチェックリストはこちらです。

実はこの上に、「受けた方が良いオファー」の基準も潜んでおりました。

受けたらマズい依頼の基準は割と現実的でわかりやすいのですが、

受けるべき依頼の基準となると途端にゆるふわドリーミー&青臭い感じになり

公開するのが若干恥ずかしかったのですが

もしかしたら誰かの役に立つかもしれないので恥をしのんで公開しちゃいます😇

じゃーーーーーん

ちょっとふわふわしすぎなので

個別に解説していきます。

金額がきちんと最初に提示されている

基本ですが大事なこと。良心的なご依頼者様はだいたい記載してくださっています。

たとえ少なくても、だいたいの金額感がわかってその他条件を総合的にみてやる意味があると思えばお引き受けするのに、重要な判断材料を後出しじゃんけんにするのはあまり好ましくないです。

もちろん価格感の相場がわからないので見積もりを、という場合はその旨を書いていただければ問題ありません。

(ただし稀に『問答無用でやりたい!!』とテンションがブチ上がった場合には第一報でここを重視しないこともあります)

共演者の並びがテンション上がる。自分のアンテナに引っかかる人に会える

たとえばメディア出演や対談で複数人にお声がけいただいている時などに、自分がもともとファンだった人や会いたかった人にお仕事を通して会える場合には、ミーハー心まるだしで突します。

あとは自分が昔から好きだった媒体なり会社なりのご依頼もやはりミーハー的に突します。

なんとなくワクワクする

とても曖昧な基準ですが、第六感や野生の勘はマジであなどれません。その先には何かしら素敵なものが待ち構えています。

受けない基準にある「なんとなく嫌な予感がする」の逆。

依頼者の志に共感できる

ご依頼者の方のパッションなり、仕事のコンセプトなりに共感して「ご協力したい」「お力になりたい」と思った場合。

例として、個人のエンジニアの方から「これまでにないバーチャルな航空体験をできるレストランを、VRなど五感に訴えかけるエンタメを駆使して作りたい、そのウェブ制作一式をお願いしたい」というお話を頂いた際に、会社員の頃にやり飽きたデザイン仕事は減らそうとしていたものの、ご本人の本気さに動かされてお引き受けしました(かなり前例のない試みでしたが無事にオープンし、メディアも殺到&繁盛しているようです!)

例え近しい仲であっても、儀礼をきっちりわきまえている

親しき仲にも礼儀あり!!コミュニケーションがカジュアルなのはむしろ仕事しやすくていいのですが、大事なところがなぁなぁになるような感じだとマズいです。

私も友達にお仕事をお願いすることはありますが、そういう時こそ不躾なお願いをしていないか気にする必要があるなと思います(しかし自分自身も雑なお願いを出してしまったケースもある気がしてきた、、とくに会社員時代、、)

自分がそれをやる宿命や必然性を強く感じるもの。他の人でいいと思うものはやらなくていい

おそらくこういう仕事をするために会社を辞めたんだと思います。

自分の作品のコンセプトや作風に沿ったご依頼、世界観を具現化できるようなものとか

ご依頼者の方もさぐりさぐりで「新しい試み、挑戦、チャレンジをしたい」みたいなやつとか、とても燃えます。

キャーやるやるー!って速攻で前のめりに飛びつけるもの。迷わないものは、やる。

いちいちチェックリストとかに当てはめる必要がないぐらい、メールボックス開いた瞬間にテンションブチ上がるようなご依頼はもう断る理由がないので「やらせてください」します。 

ヨーロッパのフェスティバルの展示ご招待とかはブチ上がったので速攻でお返事しました。

という感じです。わたしはだいたいこういう基準でお仕事をさせて頂いています。

人によってこういうルールも違いそうなので、逆にいろんな人の基準を知りたいです!

ABOUT ME
etsuko-ichihara
メディアアーティスト。日本的な文化・習慣・信仰を独自の観点で読み解き、テクノロジーを用いて新しい切り口を示す作品を制作する。アートの文脈を知らない人も広く楽しめる作品性から、国内の新聞・テレビ・Web媒体、海外雑誌等、多様なメディアに取り上げられている。第20回文化庁メディア芸術祭エンターテイメント部門優秀賞を受賞、総務省異能vation(独創的な人特別枠)に採択。